ずっと使いたいモノ、置いてます。

ポンポン入れて片付く、さまになる

本受注会は終了いたしました。

いまの暮らしにも取り入れたくなる、ツルヤ商店の籐（とう）素材のかご。中でもハイルシリーズは、サイズ感や編み方を見直し、デザイナーさんと作り出した特別なもの。素材の美しさ、アイテムとしての機能性の高さに惹かれ、長く愛用したくなること間違いありません。

ちょうどいい、籐の収納かご

家には収納場所が十分にあって困っていない、というご家庭はさほど多くないと思います。本当は仕舞っておきたいようなアイテムを出しておかなくてはいけない状況もありますよね。せめて素敵な収納道具に入れて、出しておいても気にならない、むしろ目にした時に気分が高まるものを用意したいものです。

今回、期間限定の受注会でご紹介するのはツルヤ商店の籐かご、ハイルシリーズです。籐かごと聞くと思い浮かぶツヤツヤの仕上げではなく、籐本来の素肌を活かしたナチュラルな見た目。どこか北欧の雰囲気も感じるのは、無塗装だから。白くて、マットで、軽やかな雰囲気なのでフローリングの暮らしにもよく合います。

籐は木材と比べると軽くて扱いやすく、曲げ加工がしやすいため、古くから暮らしの道具として収納雑貨や椅子などが作られてきました。ツルヤ商店の籐かごは｢曲げる｣｢巻く｣｢編む」すべての工程が手作業であるために、どことなく人の温もりを感じられます。日本人の繊細さが、作りの頑強さになり、耐久性に繋がり、予想以上に丈夫で長持ちするアイテムです。

一番コンパクトで、頼もしい乱れかご

こちらは高さ10cmの乱れかご。オーバル・スクエア・ラウンドと、3種類のかごをご用意しました。
かごの底面はピシッと揃った八つ目編みで、裏側は籐で補強もされています。開口部周囲にはぐるりとツルを巻きつけたように仕上げていて、どこを見ても美しい籐のかごです。

乱れかごとは、旅館などで浴衣や帯が入れられているかごのことを指します。高さがなく、「収納」というよりも「ちょっと置いておく、仮置きする」のにも良いかもしれません。例えば、確認が必要な書類や郵便の一時置きに、外から帰ってきたら鍵やメガネ・お財布・パスケースを入れる場所に。また、通気性の良いかごの特性を活かして根菜類をストックしておくというアイディアも。高さ10cmなので、ベッド下に置くことも出来ますよ。

丈夫さと消臭機能を持ち合わせる籐

素材の籐（ラタン）はヤシ科の植物で、熱帯雨林地域のジャングルに自生する非常に生命力の強い植物です。伸びては倒れ、倒れては伸びるを繰り返し、3～5年で成長します。短期間で生育するといわれており、植林ではなくすべて自然からの恵みの天然素材なのです。この籐（ラタン）は、日本には生育しませんが、日本に伝来してから1000年以上といわれ、 昔から生活用品の素材として使われてきました。

また、草である籐には導管が通っていて、そのために通気性がよく、奥の奥までにおい成分を吸着することが出来ると言われています。中に入れるもののにおいが移ってしまう心配も少なく、またトイレなどでお使いいただく分にも適している素材です。木製のタンスなどは、素材によっては長年使うと変なにおいがしてくるものがありますが、その点籐はそういった心配がなく、安心して長くお使いいただけます。

手仕事を伝える、ツルヤ商店

ツルヤ商店の籐かごは、国内での職人による一貫生産です。40年のロングセラー商品が多く作り続けながら、四代目の会田源司さんが伝統的な趣を残しながら、「本当の籐製品」を理解してもらいたいと、現代の暮らしに合わせて製品を進化させています。
製品には、Gデザイン賞を受賞するなど、素材を製品とその機能に活かしていると高く評価されています。籐かごは、天然素材のみを使用し、無塗装で、安心安全です。その素材は全て職人の手作業で編み込まれ、使い込むほどに籐の色見の変化も楽しめます。木材の4倍にも相当する耐荷重吸収力を持つ素材ですので、収納籠として気兼ねなくお使い下さい。また、もしも壊れてしまった時には、修理して使い続けることが出来ます。


ツルヤ商店