ずっと使いたいモノ、置いてます。

バケツのように放り込む

20cm角の底面でたっぷり荷物を受け止める包容力のあるショルダーバケツバッグ。内側はオリーブグリーンの生地張りで汚れ防止と中の荷物にレザーの色移りが起きない配慮がなされています。
ポケットは前後に二つ。女性の手がすっぽり入るほどの深さもあって、モバイルや貴重品を収納するのに安心です。開口部を留める金具で台形型の肩掛けショルダーになり、金具を外して使えばバケツ型トートバッグに変身する二つの顔を持つレザーバッグです。ショルダーはバッグに斜めに設置されており、肩掛けした時に体に添いやすく工夫されています。
ショルダーバケツバッグは、お弁当も安心して入れることができる底マチの広さで、普段づかいにちょうどいい大きさです。

高級感、重い荷物にも耐えられる丈夫さ、そして経年変化。レザーはいつの時代も素材ならではの持ち味で人々を魅了してきました。イギリスのタンナーの手により作られるTusting（タスティング）のレザーバッグには、レザーを知り尽くしたタンナーならではの技術とこだわりが詰まっています。
色はBLACKとDARK BROWNで、レザーに合わせて留め具はBLACKにシルバー、DARK BROWNにゴールドと変えてあります。短めのショルダーとスクエアの形、レザーの柔らかさとのバランスから、女性らしい雰囲気に仕上がっているTusting（タスティング）のショルダーバケツバッグです。

レザーが織りなす艶やかさ

程良いマットな質感と光沢感のあるショルダーバケツバッグ。軽さを感じるのは、通常高級靴のライニングとして使用される、シューレザー、イタリアン・カーフを素材としていることが理由です。触ると革の薄さに気がつきますが、シューレザーは抜群の耐久性を誇るので、軽さと耐久性が実現されています。表側に使われる革表面はベジタブルタンニングとアニリン染めが施されており、ナチュラルワックスとストーンポリッシュで磨いた後にシワ加工を施すことで艶々とした光沢感を見せ、手触りは滑らかです。独特なシワ、そして一点一点異なる色ムラが表れたレザーは、使い続けていくほどに色艶を増していきます。

タンナーが作る皮革製品

1875年にイギリスの皮革産業の聖地、ノーザンプトンで創業したTusting（タスティング）。タスティング家は現在5代目当主が跡を継ぎ、創業時からのファミリービジネスを続けています。当初は革をなめすタンナーとしてスタート。130年に渡ってチャーチやクロケット＆ジョーンズといった数々の英国高級革靴ブランドに最上級のレザーを供給してきました。

1990年、タンナーとして高い評価を得たTusting（タスティング）は、自社ブランドを立ち上げるとともに、ロイヤル・ワラントを有する企業のOEMも請け負うようになります。2009年からは靴のライニング（裏地）に使うシューレザーを用いたアイテムの製造を始めます。シューレザーは薄さや色ムラの理由から製品の表側には使われてこなかったものの、その高い耐久性を活かし、バッグとして製品化したのでした。高級革バッグといえば、製品の厚みと重さがあることが常でしたが、時代の流れとともにカジュアルで軽く持ちやすいバッグが人々に所望されたことで、タスティングレザーはイギリスを代表するレザーとして知られるようになりました。